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虫歯と頭痛の因果関係について

虫歯にかかったある人の中には、一度は、頭痛を起こした経験がある人もいるのではないでしょうか。
歯そのものは、神経が無いため、自覚が起こりにくい場合もあるでしょう。
歯の奥は、神経があり、生きた存在でもあるのです。
虫歯によって、歯を構成する硬いエナメル質など溶け出すと、痛みを伝える神経がむき出しになり、その神経が刺激されやすくなる事で頭痛を引き起こしやすくなります。
虫歯の菌であるミュータンス菌が、血液に侵入し、その菌が全身を巡る中で頭まで巡り、それが原因になって頭痛を引き起こす場合もあります。
歯が溶け出し、むき出しになった組織は、空気に接する事で外部との菌と接触しやすくなり、炎症によって頭痛を引き起こしやすくもなります。
顔の神経は、細かな表情が行えるなど、神経がたくさん巡り合っています。
そのため、虫歯の痛みは、顔全体に伝わりやすく、ひどい場合は、ほっぺたが腫れたような状態にまで深刻になる場合もあるのです。

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